数値は正常なのに不調が続くのはなぜ?会社が見逃しやすい健康リスク
「健診の数値は問題なし。でも、なんとなく調子が悪い。」
こうした状態の社員が、どの企業でも年々増えています。
実はこの“なんとなく不調”こそ、企業の生産性を大きく下げる要因であり、見逃してはいけないサインです。
本記事では、数値が正常でも不調が起こる理由と、その背景にある身体の変化、そして企業としてどのように向き合うべきかを、臨床検査と健康管理の視点から分かりやすく解説します。
「正常値=健康」ではない
健診は健康状態を評価するための大切な仕組みですが、見える範囲には限界があります。
血液検査は明確な異常が出るまで時間がかかり、未病の段階では“正常値の範囲”に収まってしまうからです。
つまり、健診で異常なしでも、実際には身体に負担が蓄積しているケースは多いということです。
実際、現場でよく聞かれる不調には以下のようなものがあります。
- 朝から疲れている
- 食後の強い眠気
- 胃腸の張り・便秘などの不快感
- 眠りが浅い・夜中に目が覚める
- 集中力・判断力が続かない
これらは“病気ではない”けれど、“働く力を確実に下げているサイン”です。
不調の原因① 自律神経の乱れ
最初に注目すべきは自律神経のバランスです。
ストレス、睡眠不足、長時間の座位作業が続くと、交感神経が優位になり、身体は常に「緊張モード」になります。
その結果、以下のような変化が起きます。
- 腸の動きが低下し、ガスがたまりやすくなる
- 筋肉がこわばり、肩こり・頭痛が出やすくなる
- 眠りが浅くなり、回復力が低下する
この状態が続くと、本人は「特に病気ではないのに調子が悪い」という感覚になります。
企業の現場で見られる“なんとなく不調”の多くは、この自律神経の乱れが背景にあります。
不調の原因② 肝臓・内臓脂肪の負担
次に見逃しやすいのが、内臓脂肪と脂肪肝の影響です。
特に脂肪肝は、初期の段階では自覚症状がほぼありません。
しかし肝臓は身体の代謝やホルモン調整を担う重要な臓器です。負担がかかると、以下のような不調として現れます。
- だるさが続く
- 朝スッキリ起きられない
- 集中力の低下
- 疲れやすい
さらに脂肪肝は血液検査の数値が正常でも存在することがあるのがポイントです。
多くの企業で「異常なし」と判断される裏側で、実は内臓に負担が蓄積している社員は少なくありません。
不調の原因③ 腸内コンディションの悪化
腸は「第二の脳」といわれるほど自律神経とのつながりが強い器官です。
ストレス・食事の偏り・寝不足が続くと、腸の動きが落ち、さまざまな不調につながります。
- ガスがたまる
- 便秘や下痢を繰り返す
- お腹の張りが続く
企業でよく見られる「眠い・だるい・集中できない」という症状の裏には、腸の働きの低下が隠れているケースも多いのです。
“不調”は企業へのコストになる
“なんとなく不調”は個人の問題に見えますが、実際には企業のリスクでもあります。
- ミスや判断力低下による業務効率の悪化
- 欠勤・早退の増加
- 離職リスクの上昇
特に中小企業では、一人の不調がチーム全体の負担につながるため、見逃せない問題です。
“不調の見える化”が企業を変える
健診で見えないなら、どうするべきか?
その答えのひとつが腹部エコーによる健康観察です。
腹部エコーでは以下のような“未病のサイン”を短時間で把握できます。
- 内臓脂肪の量
- 脂肪肝の有無
- 腸の張り・ガス像
- 腸管の動き
これらは健診だけでは分かりにくい指標ですが、働く上での体調に直結する情報です。
エコーで「見える化」することで、社員自身が気づき、行動を変えるきっかけにもなります。
まとめ:不調は“見えないだけ”で確実に存在する
数値が正常でも、不調が続く人は確実に増えています。
その背景には、自律神経・内臓脂肪・肝臓・腸など、健診だけでは分からない要因が隠れています。
企業に求められるのは、不調を早期に察知し、働きやすい環境を整えること。
その一歩として、“健診の補完となる健康観察”は大きな効果を発揮します。
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社員の不調が気になる企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
